令和6年 冬の交通安全運動

 年末は、飲酒の機会が増え、飲酒運転による交通事故の発生が懸念されます。さらに、この時期は日没が早く日の出も遅いことから、夕暮れ・夜間・明け方の交通事故の増加も心配されます。

 運動期間中に、交通安全教育や広報啓発活動を集中的に展開することにより、県民一人一人が交通ルールを遵守し、正しい交通マナーを実践し、交通事故の防止を図ることを目的に実施します。

冬の交通安全運動

運動の重点目標

飲酒運転の根絶に向けた取組の推進

夕暮れ・夜間・明け方における交通事故防止

自転車ヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底

夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故防止

 交通混雑や視認性の低下などによる重大事故等の発生が懸念される夕暮れ時や夜間の交通事故を防止するため、歩行者・自転車利用者に対する反射材用品等の着用の普及促進を図るとともに、自転車乗車中の交通ルールの遵守と交通マナーの向上を促進し、危険・迷惑行為の防止を図ります。

ハイビームの活用を!
  • 早朝や夕方、夜間外出時における歩行者・自転車利用者の反射材用品等の着用の推進
  • 「3(サン)・ライト運動」のより一層の周知と道路利用者による実践
  • 夜間の対向車や先行車がいない状況における走行用前照灯(いわゆるハイビーム)使用の励行
  • 「自転車運転者講習制度」の周知
  • 「千葉県自転車条例」及び「ちばサイクルール」の周知徹底
  • 飲酒運転の根絶

    家庭で
  • 飲酒運転による事故の悲惨さと責任の重大さなどを家族で話し合いましょう。また、飲酒運転の車に同乗しないことを家族で約束しましょう。
  • 飲酒が予想される会合等に車や自転車で出かけないよう声を掛けましょう。
  • 車で出かける際は、二日酔いなどアルコールの影響がないか確認しましょう。
  • 職場で
  • 朝礼、研修会などの機会を活用し、飲酒運転防止の指導を徹底しましょう。
  • 飲酒を伴う会合等には、帰宅方法を確認するなどして車を運転しないよう指示を徹底しましょう。
  • 自動車運送事業者の営業所等においては、アルコール検知器により酒気帯びの有無を確認しましょう。
  • 学校で
  • 広報資料、DVD等の映像資料、飲酒模擬体験ゴーグル等を活用し、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等の発達段階に応じた飲酒運転防止教育を進めていきましょう。
  • 飲酒運転事故被害者や遺族の手記を朗読するなど、心に響く教育を推進しましょう。
  • 地域で
  • 各種会合、行事等あらゆる機会を通じて飲酒運転の根絶を呼び掛け、「飲酒運転をしない、させない、許さない」環境づくりにつとめましょう。
  • 飲酒を伴う会合等には車や自転車を運転していかないようお互いに声を掛け合いましょう。
  • 酒類販売業者等と連携し、車両を運転する者には絶対に酒類を提供しないようハンドルキーパー運動を推進しましょう。
  • 運転者は
  • 「これくらいなら」、「少しの距離だから」という安易な気持ちは捨て、自転車も含めて飲酒運転は絶対にしないようにしましょう。
  • 飲酒が予想される会合等には車や自転車で出かけないようにしましょう。また、飲酒運転の車には同乗してはいけません。
  • 飲酒した翌日にもアルコールの影響があることを認識し、飲酒量・飲酒時間に配意しましょう。